蒔田の吉良歴史研究会第3回毎祭忌参加
第315回吉良公毎祭忌・義周公313回忌
◎平成29年(2017年)12月13日(水)/1泊
◎宿泊場所:吉良町宮崎中道下15
◎ホテル名:三河湾リゾートリンクス
◎参加人数:13名
10:00 蒔田出発~黄金堤、花岳寺、華蔵寺 17:00着
18:30~ 吉良観光ホテルにて追慕(吉良・上杉吉良温故)親善交流会
前烈左から3番目吉良・米沢親善交流会 会長 颯田洪、お隣が上杉17代当主、上杉邦憲様
右端、華蔵寺前住職の奥様と同級渡辺真平様現在磯子に在住吉良との交流の案内人です。
2月に米沢に参りました折、吉良・米沢親善交流会会長颯田洪様にもお目にかかり今年の毎祭忌は義周公313回忌なので吉良義央公と合同供養をされると言う事を聞きました。上杉17代邦憲様からも吉良公315回忌節目なので参加されるとうかがって、10名は集めて参加する事お約束しました。幸い米沢に参加した方も楽しみにして下さり、当日13名の参加となりました。
12月14日墓前法要、仏前法要終了後上杉17代当主、上杉邦憲様の講演がございました。私共も今年、米沢の御廟所へお参りに行った際、チケットを買い求めた時、どこからともなく風が吹き30秒以上もの長きに10数メートルの高い杉の木に積もった雪が滝のごとく落ち一面周りが見えなくなった現象が起きました。後々考えると蒔田の吉良がお参りに来た事を大歓迎して下さったと感じています。
初めて同じホテルに泊まることが出来た上杉の殿様と朝食時、同じテーブルに座ってくださいましたので、米沢のその気妙なお話をしましたら、私も同じようなお話を講演の中でしますとおっしゃいました。
どんなお話しか心待ちしておりましたら、義周様のお墓参りに初めて今年参詣され米沢から持って来たお酒をお供えした所どんよりした曇り空が一気に青空に晴れ上がったそうです。義周様がどれ程喜ばれた事の証と感じました。邦憲様もきっとその事を伝えたかったのだと思います。
颯田会長が最後の結びに話された事、蒔田から13名、米沢から13名、田村家からも13名、義周公 313回忌と話された時は会場から、どよめきが起きました。
きっと義周様が今日この日に浮かばれたと感じる合同供養でした。
交流会が行われた日が12月13日(毎年のことですが)参加人数が123名、どこまでも13が絡む意味ある素晴らしいご供養でした。
蒔田の吉良歴史研究会の発足もきっと吉良家のご供養に一役買っている気がしてきました。
嬉しい事です。ネットで検索した内容そのままにコピー致しました。いかに今も尚義周公が無念に思われているかを記した文面です。一読ください。
武蔵吉良氏
三河国幡豆郡吉良壮(愛知県)を出自とする武士。足利氏をルーツとし、後に世田谷(東京都)や蒔田など武蔵の国武蔵国を中心に所領を持ったきらしを武蔵吉良と呼ぶ。
格の高い家とされ、戦国時代は諸勢力が吉良家との婚姻関係を望んだという。文芸や礼法に優れ、寺社造営を行った。
尚、赤穂事件の吉良義央(上野介)は三河吉良氏である。
演題「戦国大名と遠江国衆」
(今川、武田、徳川氏が覇権を争った遠江国衆)
大河ドラマの舞台は、実はこうだった!
講 師:鈴木 将典 氏(戦国史研究者)
講師紹介:駒澤大学大学院人文科
学研究科歴史学専攻博士後期課程修了。博士(歴史学)
現在、江東区芭蕉記念館学芸員・戦国史研究会委員
「国衆の戦国史」新刊著書 蒔田の吉良事務局お薦め
主な著書
「戦国大名武田氏の領国支配」
「戦国大名武田氏の戦争と内政」
「論集戦国大名と国衆8 遠江天野氏・奥山氏」
100年の戦国時代を2時間で語るには短すぎると副会長が話されましたが、武田が滅び、戦国が終わり天下統一へと向かう様が見えた講演会でした。
鈴木将典先生が書かれた「国衆の戦国史」是非読まれることお薦めします!
吉良が戦国大名に成れなかったのは、分裂ばかりで、一つにまとめ上げることが出来なかった事と理解出来ました!
第8回蒔田の吉良歴史研究会講演会
平成29年4月22日(土)
演 題「上杉鷹山に学ぶ
ケネディ大統領大統領が尊敬していた第9代米沢藩主、上杉鷹山の改革の精神を前米沢市長がお伝えします。
◎講 師:前米沢市長 阿部三十郎
昭和28年米沢市生まれ 早稲田大学法学部卒
福島大学院(地域政策科学研究科)修士課程修了
地元企業勤務の傍ら専門学校講師(法学・社会学)
平成15年12月〜平成27年12月まで3期12年まで米沢市長
上杉の祖 謙信・景勝が重んじた義の精神を下敷きにして挑んだ改革の精神とその苦闘ぶり、そして今なお現代社会に与えているその影響についてのお話しです。鷹山が民の貧しい生活を見て涙した意味は、このような生活をさせている自分の情けなさに涙したと聞きました。君主たるもの常に民のために尽くすことを主眼としている心が今も手本として受け継いでいかなければいけないと阿部三十郎氏の説得力のあるお話しに私達が涙しました。
平成26年6月第1回の講演会に講師としてお越し頂きました17代当主、上杉邦憲様とのご縁も繋がりました。
蒔田の吉良歴史研究会「歴史を知って 今を生き 未来を考える」のテーマに沿って戦国を生き抜いたまぼろしの蒔田城と共に生き残った蒔田の吉良氏を心ある皆様と紐解いて参りたいと思っています!
米沢雪灯籠まつり1泊の旅
だんだん暗くなると雪燈籠に火が入ります。それぞれ作った方の名前が書いてありました。
上杉鷹山の銅像と素晴らしい教えが石碑に刻まれていました。
「なせば成る なさねばならぬ 何事も 成らぬは人の なさぬ成りけり」
会員の参加は5名でしたが、一般の方々や歌手の原田ヒロシさんをはじめフアンの方々で19名バスを貸し切って楽しい歌あり笑いありの旅行となりました。2日間とも最高のお天気で何よりでした!
米沢織 新田さん見学。
上杉鷹山が藩の産業振興を図るため藩士の婦女子の手内職として開発したのが始まり。皇太子・美智子様も見学に・・・・
自然の素材を自然の染料で染め上げる
9割以上を占める袴生産地。
紅花から藍色を取るのにどれ程の畑が必要か説明を受けました。貴重なわけです!
いよいよ雪灯籠まつり会場到着。前米沢市長阿部三十郎様が直々にご案内下さいました。
この日吉良町から11名で見えると吉良公史跡保存会会長「颯田洪」様とお会いできました。前列中央 今年の吉良町での毎祭忌が楽しみです。
左端 米沢前市長の阿部三十郎氏
米澤直江会会長
河野由一氏
今年も、愛知県吉良町で行われている吉良公毎祭忌でお会いできますね。
義周公313回忌 共に法要の節目の年と聞きました。上杉邦憲17代当主もお見えになるとの事。またバスで行ける程参加者が集まるようがんばりたいと思っています。吉良家とのお陰で今も生きた歴史体験に感謝です。
上杉家御廟所参拝
最後の見学場所となりました刺し子工房「創匠庵」刺し子作家 遠藤きよ子様
二日目も阿部三十郎前市長、未だ市長選に敗れた痛手から立ち直れていないなどと冗談を交えながら今日も笑顔で一生懸命ご案内下さいました。
5月ごろ鎌倉にお越しになる予定だそうです。海外にも行かれ多くのお弟子さんの指導にもあたられています。優しいお人柄が溢れていらしゃいました。
次の日も昼間の雪灯篭まつりに立ち寄りましたが昨晩とは打って変わって雪道が解け暖かく都市遭難をしないようにと阿部さんが叫んでいました恐怖も嘘の様です。阿部前市長のお陰で雪国の大変さ、素敵な街を体験、1泊2日の旅でした。お世話になった皆様に心より感謝申し上げます。